近鉄特急には魅力的な特急&観光特急がたくさんあり、「しまかぜ」や「ひのとり」「あをによし」など乗ってみたい電車ばかりです。
大人の旅行にはノンビリ&ゆったりな座席をおすすめするのですが、
この記事で紹介するのは、ビスタEXの「階下席(1階席)」。
家族旅行をはじめとした、ワイワイにぎやかに過ごすことができる席で、すごく楽しかったです!
ビスタEXはこんな車両
ビスタEXは、近鉄特急おなじみの「ビスタカー」の3代目車両。
2階建ての客車が連結されているのが特徴です。
今回紹介するのは、この車両の1階の席。
ビスタEXの階下席(1階席)はこんな席
ビスタEXの2階建て車両は、中央に扉があります。
扉の左右に階段があり、車両前後の階上席(2階席)と階下席(1階席)のエリアにつながっています。
ホームの高さからさらに階段を降りて、階下席(1階席)はこんな感じ。
ビスタEXの階下席(1階席)が楽しいぞ
遠慮なく会話を楽しめます
階下席(1階席)は「部屋」ではなく、階段を降りた先の「エリア」です。
ただ、扉こそないものの、階上席(2階席)に扉があるので、声はほかのエリアに全然響きません。
座席で話していても、走行音と同じくらいですね。
ゴロゴロできてワイワイできて、個室っぽくて子供達には大人気でした!
階下席(1階席)には、L字型シートと2名幅のシートがあります。
景色はあまり良くないです
階下席(1階席)の窓は、電車ホームの高さギリギリ。
走行中は線路は良く見えますが、線路に壁があったら、あまり遠くは見えません。
おしゃべりが進むうちに、気にならなくなりますね
階上席(2階席)とくらべると、あまり景色は良くないです。
空が広く見えるのは階上席(2階席)ですね。
気になる人は進行方向を気にしてね
進行方向側を向いて座りたい人は、予約時にご注意を。
進行方向に向かって車両後方のエリアが、L字の広いシートが進行方向を向ける席です。
逆に、車両前方の階下席(1階席)は、2人幅の席が進行方向という間取り。
長時間ラクに過ごせる座席です
一般的な電車の座席とは違うので、京都-奈良間の40分間でも、子供たちには楽しかったようです。(帰路もリクエストされて、ビスタEXの配車時間を待つ羽目に…)
例えば大阪から鳥羽までの長時間乗車など、家族には(特に途中で退屈しそうな子供には)好きに話せて、シートで横にもなれるというこのボックス席が安心です。
長時間の電車旅も「楽しくて」「安心できる」シートなので、超おすすめします!